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武豊町

国際交流

フィジー・ナマタクラ村の夜の海岸で点灯する「ゆめホタル」

国際交流 フィジー諸島共和国  

ゆめホタル~光の渚プロジェクト

平成19年度

フィジーに輝く「エコの灯り」 LEDイルミネーション「ゆめホタル」

 消費電力が少なく、発電時の二酸化炭素の発生抑制などにつながる発光ダイオード(LED)。武豊町で活動する「特定非営利活動法人 武豊文化創造協会(NPOたけとよ)」は、これを使った独自のイルミネーション「ゆめホタル」で環境啓蒙活動を行っています。愛知万博の「武豊町の日」にもゆめホタルを出展しました。
 NPOたけとよは愛知万博閉幕後、フィジーとの交流を行おうと模索していたところ、町からの委託を受け平成19年夏、「光の渚プロジェクト」を実施。フィジー・ナマタクラ村のビーチでゆめホタル約3,000個を点灯させ、環境問題の重要性をアピールしました。

「エネルギーに依存しない豊かさ」を訴える「光の渚」

 NPOたけとよメンバーらは9月末、武豊の子どもたちが手作りしたゆめホタルを携えナマタクラ村へ。住民との共同作業で、海岸にゆめホタルを設置しました。夕闇が迫る頃、プロジェクトはクライマックスを迎えました。赤、白、緑、黄、青…。ゆめホタルは音楽に合わせて、五色の優しい輝きを放ちました。武豊の子どもたちが思いを込めた友好の灯りが、「エネルギーに依存しない豊かさ」を訴える「光の渚」を生み出したのです。

担当者の声
特定非営利活動法人 武豊文化創造協会
間瀬 康文さん
「最後の楽園」ですら環境問題があります
子どもたちにその重要さを理解して
もらえました

 フィジーは「最後の楽園」と呼ばれていますが、海面上昇や森林破壊、ゴミ問題を抱えています。訪問に先立って武豊の子どもたちに環境問題やフィジーについて学習してもらい、フィジーでも現地の子どもたちに環境学習講座を開講しました。「光の渚」当日は衛星電話でフィジーと武豊を繋ぎ、子どもたちが環境学習の成果を報告しました。環境問題の重要性を理解してもらえたと思います。
 プロジェクトは大変な困難を伴いましたが、両国の大使館や南太平洋大学(首都スバ市)、村民の協力で無事に実現できました。これを契機に同大学との交流を続けていて、今年(平成22年)も連携事業を計画しています。

ゆめホタルを手作りする武豊町の子どもたち

フィジーの子どもたちとゆめホタルを 設置する NPOたけとよのメンバー

フィジーの小学校でも環境学習を行った

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国際交流 フィジー諸島共和国  

武豊町民フィジー訪問団派遣事業

平成20年度

初の町民訪問団 フィジー・ナンディ市へ

 「光の渚プロジェクト」から約1年が経った平成20年8月、武豊町国際交流ネットワークがフィジー・ナンデ ィ市へ訪問団を派遣しました。今回の訪問は前年の町長らの表敬訪問に続き草の根交流の第一歩となるものです。メンバーは感性豊かな小学生から経験豊富な60代までの約20人です。
 ナンディ市役所を訪れた一行は町長の親書や武豊の祭りで着用される法被(はっぴ)を友好の意を表し、ナンディ市長に手渡しました。市長は祭礼や儀式などで酌み交わす飲み物 「カバ」を振る舞い大歓迎。急遽ご自身の予定をキャンセルし、訪問団を市内の小学校へエスコートしていただけるほどでした。
 訪問団は小学校でも熱烈な歓迎を受けました。 教室の扉を開けると、授業が中断され、児童たちが慣れない日本語で童謡「大きな栗の木の下で」を歌って笑顔で出迎えてくれました。

マングローブの植林活動を見学

 同市から車で約 1時間半のシンガトガでは、マングローブの植林現場を見学しました。
 フィジーでは近年、マングローブが伐採され、魚の生息環境が脅かされています。また地球温暖化による海水温度の上昇でサンゴの白骨化が進展し、ますます魚が減少しています。シンガトガでは農村開発に取り組む「財団法人オイスカ」が植林を進めた結果、マングローブ林が徐々に再生され、海に魚が戻りはじめています。
 訪問団は愛知県出身でオイスカの日本人担当者から説明を受け、彼の熱意に思わず目頭が熱くなったといいます。

 

担当者の声
武豊町国際交流ネットワーク事務局
(武豊町役場企画政策課内)
森田 光一さん
フィジーの生活振りを肌で感じ、
環境問題について考えるよい機会になりました

 愛知万博では伝統舞踊などのフィジーの魅力あふれる文化に触れることができました。町民訪問団派遣事業ではナンディ市の配慮により学校生活の様子なども見学でき、フィジーの方たちの生活振りを肌で感じることができたと思います。
 フィジーを機上から見たとき豊かな大自然に圧倒されましたが、現状はマングローブの伐採などによる深刻な環境問題を抱えています。これらを目の当たりにできたことは、フィジーという国を深く理解し、さらには環境問題について考えるよい機会になったのではないでしょうか。

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法被を着て微笑むナンディ市長。右は訪問団に贈られた「カバ」を飲む際に使う器

宿泊したホテルで行われた「カバ」の儀式

訪問した小学校では、日本の童謡で歓迎された

マングローブの植林の現場を見学

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