HOME市町村検索尾張地域 > 犬山市

犬山市

国際交流多文化共生

犬山市の中学生が授業を受けたドイツ・ハレ市の「フランク財団」の学校

国際交流 ドイツ連邦共和国  

日独青少年交流・中学生ドイツ派遣

平成20年度

女子中学生がハレ市を訪問 現地校で授業を受ける

 中央ドイツにあるハレ市は、古くから岩塩の採掘地として栄えた街で、多くの歴史的建造物が存在しています。平成20年12月、犬山市の中学2年生千野すみれさんと小島理沙さんが歴史あるこの街を訪問、現地の家庭にホームステイをして小中高一貫教育の学校に通いました。
  これは、平成4年にザンクト・ゴアルスハウゼン市と友好都市提携を締結して以来、ドイツとの交流が盛んな犬山市が企画した青少年海外派遣事業です。犬山市の愛知万博フレンドシップ相手国はドイツで、「ハレ市独日協会」のメンバーが犬山を訪れた際、犬山市民と愛知万博の見学や市内観光をともにしたことで、両市民の絆が深まりました。そして初の青少年海外派遣団として、エッセイコンテストを実施し、彼女たちをハレ市に派遣することになりました。

学校教育の違いにびっくり 語学の必要性を痛感

 2人にとってハレでの学校生活は驚きの連続でした。ドイツの学校は始業が朝7時半から、1日で8科目の授業を受け、語学は英語やフランス語など複数のプログラムがあります。家庭では親が生徒の学習に積極的に関与します。今回の派遣で彼女たちはドイツとの教育制度の違い、語学力の大きな差を感じました。
  授業の一環で彼女たちは日本の普段の一日をスライドで紹介。現地の生徒たちは日本の子どもたちの日常を知り、日本に対する興味が深まったそうです。帰国後2人は学校の全校集会やドイツ文化の紹介イベント「ドイツデー」(犬山国際交流協会主催)で、今回の体験を語り、多くの人に今回の派遣の成果を報告しました。

担当者の声
犬山市 地域活動推進課 国際交流員
佐々木ゼルマー・シュテファニーさん
国によって教育の仕組みは違いますが
国際人になる夢があれば道はひらけます

 一般的な海外派遣で学校の通常授業を受けるプログラムはなかなか存在しません。今回の派遣はハレ市独日協会やフランケ財団学校、ホストファミリーの尽力により実現できました。今回ドイツに派遣された生徒たちには「国による教育の仕組みの相違」を肌で感じてほしかったのです。日本では塾に通う生徒が多いようですが、基本的にドイツでは学校と家で勉強をします。親も子どもたちの学習に関してしっかりとフォローしますが、自分の将来(どんな勉強をどれくらいするかなど)には自分で責任を持たなければなりません。「国際人になる夢があれば、必ず道はひらける」と多くの人に感じてもらえたらと思っています。

犬山市について語る小島さん(左)と千野さん

日本での日常生活を発表

クリスマスシーズンでにぎわうハレの市街地

ページのトップへ戻る

多文化共生    

多文化共生事業

平成20年度

外国人相談窓口を開設  日系ペルー人社会に変化の兆し

 愛知県の在住外国人は平成21年12月末現在で21万4110人。犬山市は1,904人で、日系を中心としたペルー人が多いことが特徴です。日系ブラジル人と比べると、コミュニティ形成は充分とは言えず、日常生活の適切な情報が手に入りづらいという問題があります。
  そこで同市は同年1月、市役所1階に外国人相談窓口を開設。日本・ポルトガル・スペインの3ヵ国語ができる多文化共生ソーシャルワーカーが彼らの相談に乗り、教育・医療・家庭・就労・税金などさまざまな情報を提供しています。これまで市の書類は日本語が読めないことなどにより放置されるケースが多かったそうですが、相談窓口に持参すれば内容を確認できます。その結果、国民健康保険に加入し高額療養費支給制度を活用できた人もいます。
  相談で多いのは経済的な問題。本国では貯金には消極的な傾向にありますが、派遣切りで経済的に苦しむ家庭が増えたため、ファイナンシャルプランナーによる「にほんのきほん お金の基本講座」を開講。その結果、貯金できるようになった家庭もあります。
  また、相談窓口で得た適切な情報を知人に伝えることで、横のつながりが生まれ始めました。コミュニティ形成のための、初めの一歩が踏み出されました。

 

担当者の声
犬山市 地域活動推進課
平井 佳子さん
相談窓口からの情報で、在住外国人の方が
どんなことに困っているかみえてきました

 以前は在住外国人が何に困っているかわからなかったため、課題を探ることも大きな目的でした。知り得た情報を各担当課に伝え、徐々に課題に対応できるようになりました。また、さまざまな機会を通して在住外国人の皆さんと顔がみえる関係ができつつあります。在住外国人の皆さんと地域の皆さんがともに明るく暮らしていけるよう、今後も取り組んでいきます。

一覧に戻る

窓口を訪れた相談者(左)とソーシャルワーカー

ページのトップへ戻る