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豊明市

多文化共生

多文化共生    

外国籍児童放課後学習支援

平成22年度

愛知教育大学の学生が子どもたちの学習支援を実施

 豊明市内に居住する外国籍児童たちは、言葉の壁などにより学習に支障をきたしている場合が多く、助けを必要としています。そこで、豊明市では、愛知教育大学と協力し、放課後に外国籍児童たちへの学習支援を実施しています。

 同大学が主体となって運営する豊明日本語教室「プラス エデュケート」では、週3日(月・水・金)、放課後の午後3時30分から午後8時まで、不就学や不登校になった外国籍児童に対する日本語指導や、就学児童への学習支援活動を行っています。同大学の上田准教授による指導のもと、大学生が教材作成やカリキュラムの開発などに携わり、教室でも指導を行っています。
 日本語教室では、スピードばかりを競ってしまう癖のある子や、質問できずに行き詰まりがちな子など、子どもによって様々に異なる性質や状況に対応し、柔軟に支援していく必要性に気づかされます。指導を行う大学生からも、「今回の支援で、子どもたちが本当に理解しているのかを把握することの大切さや難しさを実感しました。一人ひとりをよく観察して支援することが必要であると感じました。」という声が届いています。
 今後も、子どもたちが日本での学校生活を少しでも楽しく、伸び伸びと送ることができるようにサポートしていく予定です。

愛知教育大学 教育学部 准教授 上田 崇仁さん

担当者の声
愛知教育大学 教育学部 准教授
上田 崇仁さん
子供たちの「わかった」瞬間の
顔の輝きが学生たちの活動を
支えてくれています

 外国籍児童たちが多数在籍する豊明市立双峰小学校における放課後日本語教室や、教科学習に結びつけるための日本語指導は、愛知教育大学で学ぶ教員志望の学生たちにとって非常に貴重な、そして重要な経験を積む機会となっています。本学で作成した算数文章題を利用した算数指導や、外国人児童生徒支援リソースルームで検討した教材・教具を利用した日本語指導をしています。子どもたちの「わかった」瞬間の顔の輝きが学生たちの活動を支えてくれています。活動を継続することは小学校の先生方のご理解と協力が欠かせません。毎回、学生たちにコメントをいただき、単に支援に行っているというだけではなく、学生自身が現場の先生方から支援をいただいている活動になっています。

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多文化共生    

多文化共生意識啓発事業

平成22年度

「『多文化共生』を考える研修会」を実施

 豊明市では、在住外国人に対して、バスツアーの実施などで地域住民との交流を図っていますが、平成22年度においては、在住外国人の多い地域での多文化共生を考えることで、より文化の違いなどの理解を深めることを目的とした、多文化共生意識啓発事業を実施することになりました。
 平成20年度と21年度にも、主に市職員を対象とした講習会を行いましたが、より多くの市民に広く知ってほしいという願いのもと、平成22年度には市民向けに「『多文化共生』を考える研修会」を実施しました。 

研修会の評価は高く、定期的な実施の要望が多数

 豊明市では、在住外国人が増えていることから、地域住民とともに多様性を認め合う中で相互理解を深め、快適な日常生活を送ることができる多文化共生の形成が、今求められています。このような社会の創造に向けて、実践的な話を中心とした研修会を平成 23年1 月23日に豊明団地自治センターで開催し、日本人25名、ブラジル名4名の計29名の地域住民の方々が参加しました。
 講師として、特定非営利活動法人多文化共生センター大阪 代表理事の田村太郎さんをお招きし、まずは多文化共生の基礎として、国境を越えた人の動きや日本で暮らす外国人の実態などについてお話いただき、外国人住民が直面する課題について学びました。その後、より具体的な課題へと移り、在住外国人の来日から定住までの流れに沿って「地域で起こりうる・起こっている課題」の解決方法を探っていきました。
 参加者からは、「外国籍というだけで偏見などがあったがお互いに理解しなければいけないことがわかった。」、「今後さらに理解を深めていかなければならない。」などの声が出ました。また、研修後のアンケートでは、参加者全員から、このような研修を定期的に(毎年)実施した方がよいとの意見がありました。
 その他には、実生活の中で日本人も在住外国人も毎日のささいなことから学校教育という分野まで、さまざまな場面で文化摩擦を感じていることがわかったほか、お互いにコミュニケーションの必要性を感じてはいるが、そのきっかけがわからない、お互いが交流できる場面を多くしてほしいなどの意見もありました。

担当者の声
豊明市 市民協働課
伊藤 孝士さん
今後も、具体的な文化の違いを
積極的に理解できる場を
作っていきたい

 この研修会を開催して、より一層の相互理解が必要だと感じました。例えば、「刺青(イレズミ)」1つにしても、外国人にとっては、宗教上の理由や自分のルーツ、愛する家族への表現だったりと、人それぞれの物語があることがわかりました。しかし、我々日本人にとっては、特に年配の方には「刺青=恐い」というイメージがあります。このようなことにも、日本人、外国人がお互いにそれぞれの文化を理解をする必要があると感じました。
今後も、地震などの震災時に備えて、避難所では靴を脱ぐ、支援物資をもらう時は並んで一人1つまでなど、具体的な文化の違いを積極的に理解できる場を作っていきたいと思います。

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地域住民を対象として実施した「『多文化共生』を考える研修会」

地域住民を対象として実施した「『多文化共生』を考える研修会」

熱心に聴き入る参加者たち

熱心に聴き入る参加者たち

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